プロフィール 投資歴26年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。
≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は、51,940円と前稿比+1601円(※前項比+832(大納会)となった。また週末9日(金)には読売新聞の報道で、自民党の解散総選挙の話がでるや、NY時間の日経平均株価は、もう引くほど上昇をし始め、日経平均先物は53,590円まで上昇し、史上最高値を更新して引けている。
※2025年の最高値は11月4日につけた52,637円。2025年の最安値は4月7日(月)30,793円。2024年8月5日は31,156円のフラッシュクラッシュがあった。
ドル建て日経平均株価の終値は330ドル(※前稿325.9→322.6(大納会))。こちらは今年の最高値は11月4日の342.7ドル。最安値は4月7日に211.2ドル。
NYダウは、週間で+1,122ドル高となる49,504ドル(※前稿比+247→(大発会))。※最高値は2025年12月12日の48,887ドル。※4月7日に36,612ドルが直近最安値。
ナスダック100指数は25,766Pと、前稿比+560P高(※前稿比▲140)であった。※最高値は2025年10月29日26,182P。2025年4月7日に16,542ドルが直近最安値。
先週9日(金)の深夜、読売新聞から一報が入った高市自民党の「衆議院解散」。これ速報があった際、筆者はいつも通りリアルタイムで「世界の株価」を見ていたので先物売買ができたわけだが、まさかこんなに上昇するとは思わず(初動は強めだったがその後はわりとゆっくりとした上昇)日経平均先物を買えていない。あいかわらずのボンクラぶりでたいへん無念ではあるが、まぁ、完全にたまたま金曜日の引けにいっぱい個別銘柄を買っていたこともあり、その辺はラッキーだったということにしておこう。
そしてなぜ筆者が、日経平均先物を買わなかったといえば、「もともとコンセンサスでは4~6月に解散する予想だったはずで、時期が早まっただけじゃん」という先入観をもっていたからだ。今後はそんな誰でも思いつく理屈を思い浮かべることは止め、昨年11月4日につけた最高値52,637円を越えた事実だけを重視して、かならず先物を成り行きで買っていこうと新年1発目の決意を固めたところである。
さて、今週もさっそくストラテジーへと移りたい。
「23日召集の通常国会の冒頭で衆議院を解散する検討に入った」という報道が毎日新聞からも出ており、これが最新の情報だろうか。いずれにせよ政権側からは否定コメントが出ていないのでこのまま2月8日(日)or 15日(日)の投開票となることが確定的だ。よって、その時期まではしばらくは超強気のPFを崩さず、この間、資産をしっかり増やしていきたい。
ただ日経平均をドル建てでみた場合、現在の最高値は2025年11月4日につけた342.7ドルである。そこで現在のドル建て日経平均先物の値を算出してみると、53,940円(※12日AM10:00)÷157.86円 = 341.7ドルとなっておりまだ史上最高値を越えていない。海外勢はドル建てで日経平均を見ているので、ざっくり158円×342.7ドルで54,147円程度が高値となる可能性も高いので、ここから指数を買うのは得策ではないと考えている。買うなら54,150円を明確に越えてからだろう。
ただ米国市場においても先週末に、最重要の「S&P500株価指数」は6,966Pと、最高値であった12月26日6,946Pを越えて引けている。これ中身をみると、特にGAFAMなどのメガテックが上昇しているわけではない(※ナスダック100は最高値越えしていない)わけで、全体が強い動きをしている所作であり、これは好感が持てる相場だと感じている。よって、さらに日経平均株価指数(※TOPIXかも)が高値を目指す展開もあると理解したい。
現在12日(祝)のAM10:00現在には、「FRBパウエル議長に対する刑事捜査を開始した」とかで少しCFDが動揺しているが、捜査の中身は古くなったFRB本部の改修工事の件らしい。パウエル議長はもう今年6月までの任期であるのに。こうしたトランプ大統領の嫌がらせは、中間選挙にマイナスに働くんじゃないだろうか?
まとめると今週は、持ち株の売却をなんとか堪えて、資産を少しでも増やす週にしたいと考えている。
ただ、上記のシナリオはかなり蓋然性が高いシナリオであるため、この前提においても、日経平均株価が9日の解散報道後ヨコヨコになった53,500円ラインを明確に下回る崩れ方をした場合は、グロース先物を売却しヘッジポジションを購入する予定である。
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さて、ここからは備忘録を。
TOPIXの構成銘柄の入れ替えが10月に迫っている。だいたい浮動株での時価総額で300億円がボーダーラインのようで、これにニアの時価総額の銘柄は、増配や自社株対策をしてくる可能性が高い。おそらく本決算の発表が始まる4月末あたりから対策を打ってくるだろうから、注目銘柄がないか調べたいところだ。また筆者は大きな波乱があって市場が崩れるならば、「TOPIXブル2倍」(1568)を購入する予定だ。
またもう1つ。
米国「エヌビディア」社のジェンスン・ファンCEOが先日のCESイベントで、「AI主戦場が学習から推論へ完全に移行している」と語った。具体的解説すると、もうトレーニング学習を終え、その知識を活用して現実の成果を生み出し始める瞬間、それが推論という概念なので、実際に仕事をし始める準備ができてきているということのようだ。この見解に関しては多くのロボットメーカーが、まだ生成AIはフィジカルロボットとして機能すると考えるのは早計だ、と言っているのでさらなる続報を待ちたいところだ。



