アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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鹿砦社の松岡社長逮捕の声明文

昨日、本紙・山岡も寄稿している月刊雑誌『紙の爆弾』を出している「鹿砦社」(本社・兵庫県西宮市)の松岡利康社長が、実に約30ぶりに、名誉毀損容疑で逮捕されたのは本紙既報の通り。  同日、同社ホームページに、以下の「声明文」が載ったので転載しておく。 <2005年7月12日小社代表取締役松岡利康が逮捕されました> 以下鹿砦社の声明文です。 拝啓 平素は小社活動にご注目いただき、厚く御礼申し上げます。 本日、鹿砦社代表取締役 松岡利康が、大手パチスロ機器メーカー「アルゼ」及び阪神タイガース球団に対する告発書籍、及びそれに関連するインターネット上での記述について、名誉毀損の疑いで神戸地検特別刑事部に逮捕されました。 これは不当逮捕です。憲法で保証された「表現の自由」への挑戦です。言論弾圧です。 鹿砦社としては、断固戦います。 小社<アルゼ本>第2弾『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』(2003年9月10日発行)の内容が名誉毀損にあたるかどうかについて、東京地裁における民事控訴で係争中です。特に、第3弾『アルゼ王国の崩壊』(2004年3月1日発行)及び第4弾『アルゼ王国 地獄への道』(2005年3月25日発行)につきましては、神戸地裁尼崎支部より差し止めの仮処分を受けたものの、地裁の判断によりすでに却下されております。 小社代表松岡は、2度にわたる事情聴取を神戸地検で受けており、証拠の隠滅や逃亡のおそれは全くありませんでした。なぜ逮捕する必要があったのか。全く理解できません。 逮捕という2文字は、非常に重く、言論弾圧にほかなりません。 松岡の矜持は、市民の視線から声を拾い上げ、伝えることでした。それを実践したのがアルゼであり阪神タイガースへの告発でした。 小社としては、今回の不当逮捕について断固として闘います。 本件は言論にたいする権力の介入であり、決して一出版社、一企業の問題ではありません。皆様のご賛同、ご支援をお願い申し上げます。 敬具 2005年7月12日 株式会社鹿砦社 (写真は『噂の真相』(休刊)の岡留安則氏と松岡社長との対談本。発行・鹿砦社)…

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