アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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イラク・サマワの自衛隊、襲撃に備えて新たな巨大地下壕を建設?

●100万米ドルで、サマワ自衛隊宿営地に新たな地下壕建設?  9日付け「イスラム・メモ」によると、サマワの自衛隊はイラク抵抗勢力の襲撃に備え、イラク建設請負業局管轄下の企業に新たな避難壕と塹壕の建設を委託したという。 自衛隊宿営地の匿名イラク人は、「100万米ドルで、最近頻発するイラク抵抗勢力のロケット砲攻撃に対処するため、厚いコンクリートの屋根付きの地下避難所と地下壕を建設する業務を委託した」と語ったそうだ。 以前から、サマワの自衛隊の仕事は、「たこ壺に隠れること」とも揶揄されているが、これでは、本当に“たこ”ではないか。 大儀なく、また、軍隊でないため数々の制限、リスクがあることを思えば、政府は米国追従や自衛隊の軍隊としての既成事実づくりの思惑は諦め、派遣されている自衛隊員の身の安全のためにも、直ちに撤退すべき。現状ではイラク復興に貢献するどころか、逆に反日感情を高めているだけだろう。 ●9日にもロケット砲攻撃を受ける? しかも、7月4日深夜(日本時間5日未明)のサマワ自衛隊宿営地内へのロケット弾着弾(04年10月に初めてロケット弾が着弾して以来4回目)に続き、「イスラム・メモ」は9日13:55、グラーダとカチューシャ・ロケット砲による攻撃が午後1時半から2時までの約30分間続いたと報じている。 目撃者によれば、ロケット弾は1箇所からではなく数箇所から発射され、基地に降り注いだとも。 「イスラム・メモ」通信員も、自衛隊宿営地から厚い黒煙が上がっているのを確認したという。(写真は自衛隊宿営地敷地内の不発弾) <参考> 「アラブの声ブログ」…

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