ERPコンサル「AIストーム」(3719。東証スタンダード。東京都千代田区)は11月14日3Q増益、通期も増益の決算を発表。そして11月21日には3円の復配を発表。これらを受け株価は2007年2月以来の高値を付けた(冒頭写真)。
AIストームといわれても、ピンと来ない人も多いと思う。今年4月までは「ジェクシード」の社名で、仕手株としてそれなりに有名だった。
2023年春ごろには〇末氏が「仕掛ける」といっていたが、その通り同年7月に高値を付けた。なお、〇末としたのは、本人は自分の名前が出ると「誰がチクったんだ!」と騒ぎ、犯人捜しをするので、情報元への配慮ということでご了解願いたい。
そして、同株は最近再び怪しい動きをしているが、今回の動きでは〇末氏の名前が出て来ない。新たな人物として旧K〇〇〇証券時代に同証券に在籍していた松〇顕〇一氏が噂されている。彼は結構有名なようで、ハコモノ株の関与によく登場する。そこへ、有力者数名の名前も取り沙汰されている。その中には昨年法人税法違反で逮捕された人物の名もある。
なお、AIストームは24年5月に2429万株減資するも、今年5月2627万株を202円で第三者割当を行っている。株式は仕手関係者が多く押さえているようで、新たな動きを実行中という。なお、この動きの中心人物といわれている前出・松〇氏の評判は悪い。ハメ込まれた人は多く、そのなかには手練手管の中国仕手筋さえもいるというから、ある意味、たいしたものと言えるかも知れない。
以下では、もう少し詳細に説明する。



