本連載では前回、マンション室内コーティング主力「ルーデン・ホールディングス」(1400。JQ。東京都新宿区)の第三者割当増資を取り上げた。
先週金曜日には10年ぶり高値となり、すると、かつて同じ筋が手掛けていたせいか、「リミックスポイント」(3825。東証2部)まで突如、急騰に(冒頭写真はリミックスの株価チャート)。
もっとも、リミックスはこの2月中旬が信用買いの高値期日(株価がひじょうに高い時に買い建てた信用買いの返済期日のこと)のため、期日対策のための便乗煽りのような気もする。なお、『四季報』(18年新春号)によれば、リミックス第8位株主には元社長のあの國重惇史氏が登場している(0・7%)。ストックオプションなのか名義貸しなのかは不明だ。