会員制デートクラブにVIP登録し、自宅に当時28歳の女性を呼んだ際、日本酒のなかに致死量約100倍ともいわれる覚せい剤を入れて飲ませ死に至らしめたこの傷害致死等事件(覚せい剤中毒死事件)――2019年3月、この石原信明被告(税理士)が逮捕された際、大手マスコミが大きく取り上げたことから、ご記憶の読者も少なくないのではないだろうか。
もっとも、大手マスコミが取り上げたのは2021年7月の一審判決(懲役9年の実刑)まで。
その後、本紙では23年1月、すでに控訴、上告共に棄却となり、服役していることを報じていたが、今回、新たに獄中死していたことが判明したので報じておく。
関係者によれば、死亡したのは24年初めとのこと。病死で、享年74の模様だ。



