警視庁国際犯罪対策課は5月29日、染谷修光容疑者(60)ら男女7人を逮捕、さらに2人の逮捕状を取り行方を追っているという。
容疑は逮捕監禁と恐喝未遂。
米国籍の男性から依頼を受け、昨年9月、東京都港区南青山の路上で、乗用車にトルコ国籍の男性を無理やり押し込み、車内や同区内事務所に計約7時間に渡り監禁し、「500万ドル(約7・3億円)払ってくれないと解放しない」などと脅したという。
ここまでは、一部大手マスコミ既報の通り。
しかし、染谷容疑者を知る関係者によると、依頼者の米国籍、被害者とされるトルコ国籍の男性共に中国系で、このカネは恐喝ではなく、中国人同士の闇カジノで作った借金を染谷容疑者らは代理で回収しようとしていただけのこととも。
もっとも、この逮捕を契機に、一部大手マスコミ報道では、染谷容疑者は「ISS(インターナショナルシークレットサービス)なる覚せい剤密売グループの元メンバーの関係者と一斉に報じており、当局が以前から染谷容疑者とそのメンバーに目を付けていたのは間違いないようだ。
これだけ聞くと、まさに染谷容疑者のグループは反社会勢力と思われるかも知れない。
だが、染谷容疑者は父親の代から続くリッパな建設会社の代表取締役で政官界、さらに芸能界と華麗なる人脈を持つとされるのだ。