アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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下関市大規模火災――放火の可能性も

 5月7日午後に山口県下関市で発生した火災は、幸い2人が軽いケガをしただけで済んだものの、地元関係者によれば、50戸ほどがほぼ全焼する大規模なもので、全国ニュースでも報じられた。
現場は、JR下関駅から北におよそ900mほどの長崎町。
約3時間の消火活動で、午後5時10分過ぎには鎮火した。
同日から警察と消防は実況見分を行っているが、大規模火災故、9日も実況見分は続くという。
だが、本紙が得ている情報では、すでに当局は放火の可能性が高いと見ているようだ。
というのは、この地区、築50~60年以上という古い木造住宅が多い住宅密集地区で、ほぼ全焼した50戸ほどの半分以上が空き家になっていて、火元はその空き家の1つと見られるという。したがって、電気やガスも使用されておらず火元になるようなものがない上、すでに灯油のような引火性の高い成分が検出されているというのだ。
「報道では乾燥注意報が出ていた上、風速5~6m/sの風が吹き、飛び火したので大規模火災になったと。ですが、そもそも火の気のないところ、それにひじょうに激しい燃え方を考えると、放火の可能性が高いというわけです」(事情通)
では、もし放火が本当だとして、なぜか?
本紙の元には、その疑問に関する情報もすでに届いている。

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