アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(54)「『夕刊フジ』株式欄について、『クシム』も」

海帆」(3133。東証グロース。名古屋市中区。冒頭写真)を除き、仕手株はさっぱりだ。自称仕手筋といっても信用買い。現物であっても街金から融資を受けての買いのため、下げ相場には耐久力がない。
グロース上場企業のなかには、オーナーが保有する自社株を街金や金融機関に担保として差し出しているケースもあり、仕手筋と組んで株価引き上げを目論んでるケースも。先週は仕手筋も散々で、新たな情報は入って来なかった。(右下写真=「日経」1月18日朝刊)
しかし、別の不正案件がいくつか入って来たので取り上げておく。今回も情報元との約束で実際の名前にはモザイクをかけさせていただく。
投資顧問は金融庁傘下の各財務局より認可を受けるため、定期検査も実施される。助言者は金融庁に登録されるため、自分での株式売買は制限され、実際は短期での売買は禁止。自分の売買は投資顧問の会員に知らせなければならない。しかし、現実には他人名義で先に買って後から会員に推奨というケースもあるようだ。また、一部マスコミや有力情報会社も同様で、報道前に知人に知らせているという。

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