アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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パシコン・荒木民生代表の疑惑(5) 倒産したファミリー企業の見せかけ増資にパシコン資金流用?

●当時の管理部長が、「陳述書」において暴露

荒木ファミリー企業「パシフィック・テレコム」(資本金12億8755万円。東京都渋谷区。代表は荒木民生氏の息子・謙氏。従業員約40名)は2001年3月、東京地裁に民事再生法を申請。しかし、認められず、同年6月、破産決定を受けた。
これを受け、破産手続きに入ったわけだが、その過程で、パシフィック・テレコムの管理部長をやっていた人物が「陳述書」を提出し、そのなかで“爆弾発言”が飛び出していたのだ。
同社は98年3月31日付けで、1億1000万円の増資(2200株。1株当たり5万円)を行っている。
この増資を引き受けたのは、対外的には、別の荒木ファミリー企業「タック・インターナショナル」と、“株の神様”とも呼ばれているあの著名な邱永漢氏の息子が社長を務める「ファンバス」。前者は1600株、後者は600株を引き受けている。
この増資をした意味は大きい。
同社側は、「世界的な建設コンサルであるパシコン・トップのファミリー企業(=タック・インターナショナル)が多額の増資を引き受けるのは、それだけ上場に自信があるからですよ!」、「邱永漢ファミリー(=ファンバス)まで増資を引き受けているのは、永漢が上場にお墨付きを与えているから!」等といって、その後、立て続けに増資を実施。その額は計8億円以上、引き受けた一般投資家は70人(会社も含む)以上に及んだからだ。

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