アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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新興宗教幹部に名を連ねていた、武井保雄・武富士元会長娘婿

●かつては、武井氏が後継者に指名も、政治の世界へ戻り…… 高島望氏――武井保雄・武富士元会長が、武富士の後継者にすべく、直々に“帝王学”を伝授したこともある娘婿だ。  1960年島根県生まれ。中央大学法学部卒後、政治家を志して松下政経塾に。87年、武井氏の長女と知り合い、武富士に入社。翌88年結婚。取締役人事部長、事業開発部長、海外事業部長、社長室長等を歴任するも、政治の世界が忘れられず、94年に退社している。 その後、新進党党首だった海部俊樹元首相の秘書になり、95年6月、地元・島根選挙区から新進党公認で参議院選挙に出馬するも、落選。その後、97年7月、『金貸しの神様、ここにあり――武富士流 金儲けの極意』(ポケットブック社)なる単行本を出して話題を呼ぶも、最近は注目を集めることもなかった。 ●「被害者の会」結成され、近く、提訴も検討中 ところが、最近、思わぬところから高島氏の名前が飛び出てきた。 某新興宗教の幹部に就いているというのだ。 それを裏付けるように、インターネットで某教団名を検索してみると、確かに高島氏の名前が出て来る。 もっとも、この団体、調べてみると、むしろカルト教団に分類されている。 代表は63年東京大学卒、川崎製鉄に入るもすぐ退社。以降、塾を経営しながら軍事革命を目指して研究生活に入り、東京壊滅を予言して一部カルト信者の間で話題になったことも。ユダヤ・フリーメーソン陰謀史観を信奉しており、同じく、反ユダヤを掲げていたオウム教団にもシンパシーを感じていたとも。 まさか、そんな教団にと思うのだが、同教団は株式会社も設立、通信事業などで信者からかなりの資金を集めている模様。高島氏は政治活動に武井氏の資金をあてにしなかったし、また、武井氏も援助しなかった。 すでに「被害者の会」が結成されており、近く高島氏も含め、訴訟を検討しているという。…

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