アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(32)「先週の仕手銘柄」

先週、「ピクセルカンパニーズ」(2743。東証スタンダード。東京都港区)の株価が急落したが、アクセスジャーナル本編が詳しく取り上げているので読み直していただきたい。
筆者がピクセルを取り上げるのは、オフ会を利用して高値ではめ込んだ疑いがあるからだ。情報提供者への配慮でオフ会名は伏せておく。そのオフ会が開催された4月4日が、ピクセルの今年最高値で397円(大引けは314円)。最高値で大陰線のためチャートでは売りだろう。しかし、このオフ会で買いを推奨していたという。翌日続落で買い付けるも先週まで下げ続け、株価は買い値から4分の1以下という有様。しかし、オフ会での推奨ははめ込みであっても違法ではない。残念ながら、はめ込まれる方が悪いとなる。
また、その日のオフ会では「イメージ ワン」(冒頭写真。2667。東証スタンダード。東京都品川区)も推奨されたそうだ。翌日寄り付けは369円。8月7日は140円まで下落。当初目標値1000円からはどんどん遠ざかっている。
言いたいことは、オフ会、勉強会が流行っているが、LINEに誘導してグループ化し銘柄をはめ込む。参加者に電話番号を記入させ、後から商材販売セールスをするという事例も報告されている。はめ込みは言語道断だ。なお、真面目な勉強会での注意点は、参加者が最も多く注目した銘柄はまず上がらない確率が高いということ。
オフ会、勉強会は裏の主催者が商材屋ということもあるので、参加者はそのリスクもあることを理解してほしい。
さて、先週の仕手動向を取り上げる。

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