アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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パシコン・荒木民生代表の疑惑(2) 「陳述書」で自ら闇金返済立替と石垣島ホテル建設保証の交換条件を認める

●「確約書」はニセモノ、は通らない

連載(1)で、本紙は荒木氏のパシコン私物化の決定的と思える文書を示した。
 そこには、荒木氏の直筆の署名がされていたが、彼としては認めるわけにいかないから、「あれは偽造文書」などと周りには言い訳するかも知れない。
だが、その言い訳は通りようがない。
実はこの「確約書」を結んだファンタジィランドと、結果的にホテルを所有するパシコンのグループ会社「イーストチャイナーホテル」との間で訴訟になるのだが、同訴訟において、荒木氏本人が那覇地裁石垣支部に「陳述書」を提出している(04年1月27日付)
そのなかで、いろいろ理由づけをしているものの、こう自ら記しているからだ。
「せいぜい謙の債務についてFL(私の認識としては中野)が債務整理するのであれば、勝手にやってくれ(反対もしないし、承諾をしない。)という趣旨で署名したものに過ぎません」

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