八王子の公団欠陥マンションで指名停止処分を受けた業者名

●１３業者中、上場企業が６社 本紙は２日前、「前代未聞の欠陥公団マンション建設業者を指名停止にしない東京都を始めとする自治体」なるタイトル記事を報じた。 この件で、現在、独立行政法人「都市再生機構」から６ヵ月間の指名停止措置を受けている１３社の業者名がわかったので、その文書を掲げておく。 このなかで、知名度は高いのは共に東証一部上場企業の「東急建設」、「東亜建設工業」、「北野建設」だろう。 だが、三菱系の「勝村建設」も同じく東証一部上場。 また、「植木組」は新潟県が地盤、同じく、「真柄建設」は北陸３県が地盤ながら、共に都内での工事を拡充しており、その経営方針もあってやはり東証一部に上場している。 ただ、では発注した都市再生機構の方は一方的に被害者かといえば、そんなことはない。 なぜ、再生機構側はこれら業者に対して、建て替えのために新たにかかる約６００億円の請求に関して弱腰なのか、また、「バブル時代で、なかなか業者が集まらず、技術レベルが高い仕事を無理をいってやってもらった」旨のかばうような発言までしているのか。 これについては、いま、貴重な情報が寄せられたので裏付け取材中。追って、報告できると思う。…