アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(30)「先週の仕手銘柄」

本題に入る前に、「アクセスジャーナル」は仕手筋もチェックしており、担当証券マンに「何でアクセスジャーナルに書かれているんだ!?」と問い詰めることもあるという。
ただし、いくら何でも担当証券マンが情報を漏らすことはあり得ない。漏らすとすれば、その周りにいる営業マンの誰かだろう。一人に漏れるとすぐに20人、50人と広がるのが株の世界。それを避けるには対面でないネット証券と取引する方がいいと考えるかも知れない。
だが、逆にいえば、だからこそ、今のご時世、対面証券の歩合外務員が生き残るには特殊な投資家=仕手筋を相手にするしかないわけで、仕手筋が令和の時代になってもあえて対面証券を利用するのは、それだけ“融通をきかせてくれる”からこそなのだ。
もう一つ、今回はやはり筆者の詳しい不動産投資の現状をお伝えしておく。
地方の県庁所在地でも次々と億ションが販売されているが、投資用物件については銀行の審査が厳しくなって来ている。
円安、人件費増もあり建設費は大幅に上昇しているが、マンション価格を釣り上げているのは投資目的の買いだ。その融資に銀行が厳しくなって来たことで、近い将来のマンション市況に悪影響が出ることだろう。(冒頭写真はイメージです)
まずは中古不動産バブルが終わる。筆者が定期的にチェックしている物件でも4500万円が3980万円に値下げされている。まずは古い物件から値崩れし築浅物件、そして最後は新築へと移る。また、アパート融資も厳しくなっており、不動産投資家の中には「今が売り」という人もいる。また、中国人の都心マンション買いも減少して来たという。海外への送金が厳しくなったためだ。なお、不動産に影響が出るのが、一般に株式の半年遅れと言われている。
さて、話を本題の仕手筋情報に戻そう。
先週は株式市場全体の歴史的急落もあり、これという新たな個別情報は入って来ていないが、これまで報じた目ぼしい銘柄の2つと、ある不動産関連銘柄を取り上げる。

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