アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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小池都知事実兄の7・5億円投資トラブル案件、ヤクザ以外にも持ち込んでいた(当事者が証言)

 本紙YouTube版では7月25日から、小池百合子都知事実兄=小池勇氏(74)の7・5億円中東投資トラブル(投資詐欺疑惑)につき配信している(無料)
先に『週刊文春』がこの件をスクープしているが、このトラブル相手が知り合いだったこと、それに約50分の話し合い時の映像を本紙も入手したことから、文春記事を深掘りをすると共に、その映像の一部を公開した。
そうしたところ、視聴者から新たな情報が入って来た。
文春が先に報じた、勇氏がサウジアラビアからレール鉄を中国と日本に輸入するにつき7・5億円の融資先を紹介してくれないかと言って来た話は、現役のヤクザを介して、他の代紋違いのヤクザA氏のところに持ち込まれたが(詐欺でなくても、これだけでも密接交際でマズいと思うが)、その話し合いは昨年12月にも持たれ、その時点で今年3月ごろには1回目の輸入が終わるとのことだったので、A氏はその結果を見届けてから金主を紹介したいということで、今年4月4日に再度話し合いが持たれた(映像はその時に撮られたもの)。
 ところが、今回、本紙に証言してくれたB氏は、勇氏と、まったく同じサウジアラビアからのレール鉄輸入話を、今年2月27日にされたという。
しかも、金主紹介の仲介手数料こそ投資額の1割というのはA氏と同じであるものの、金主に対しては、A氏に対しては融資額の1・5倍のリターンと言っていたが、B氏には3倍と言っていた。
勇氏、A氏に対して再度、話し合いを持つと約束しながら、その前にもっといい条件でB氏との話し合いを持っていたわけだ。
「二股どころか、三股も四股もかけて、ともかくカネを引き出そうとしていたんじゃないでしょうか」と、B氏も呆れ返るのだ。
また、このB氏に対しては、A氏への場合と違って、いろんな解説資料も渡していた。そのなかには、レール鉄の写真も含まれていたので以下に転載する。
その前に、『週刊文春』では報じられなかった、勇氏のいい加減さに触れておく。
それは、本紙Youtube版では書面全体を紹介した「仲介手数料支払確約書」のことだ(右上写真)。
文春記事では、書面下の契約日付部分が載っていないが、写真のように、今年ではなく、昨年4月4日になっている。

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