アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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逮捕された『フラッシュ』記者は、パチスロ業界の闇を追っていた

●鹿砦社が対アルゼ訴訟で証人喚問を考えたほどの事情通

本紙は5月7日に報じた「写真週刊誌『フラッシュ』記者等2名、住居侵入で逮捕の波紋」なるタイトル記事のなかで、逮捕された『フラッシュ』S記者は、「『週刊現代』(99年12月4日号)において、アルゼの裏ロム疑惑をスクープした当人」と報じた。そして、まさかとは思うが、以前から警察にマークされていた可能性があり得るとも報じた。パチスロ業界と警察(OB)は癒着関係にあると見られているからだ。
だが、S記者がパチスロ業界について記事にしたのは、先の『週刊現代』だけではなかった。
まさに『フラッシュ』においても、絶頂期のアルゼ・岡田和生社長(当時)と及川麻子の愛人疑惑を記事(99年7月20日号)にし、そして提訴されていたのだ。この損害賠償請求額は8000万円だったが、結局、和解している。
さらに、『フラッシュ』は昨年10月5日号でも、「これがパチンコ両替機を“素通り”したニセ札だ」なるタイトル記事を出しているが、関係者によれば、これもS記者が担当していたという。
同記事には、鹿砦社や小早川茂氏が、パチスロ用両替機の偽造紙幣事件の首謀者と名指ししているアルゼ子会社専務が顔写真付で登場。同両替機は欠陥商品だとの主張を紹介している。

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