●5月7日発売号で。3通分 明後日発売の『紙の爆弾』(発行・鹿砦社)第2号に、パチスロメーカー・アルゼの関連記事が2本掲載されている。 そのなかには、アルゼのグループ会社専務(本紙では匿名に止める)の実名を挙げ、アルゼが対抗するメーカーを追い落とすため、この人物が「偽造紙幣」(バーコード紙幣)のバラ撒きを指示したと断定するだけでなく、この人物の指示で換金に及んだ実行犯が、アルゼの岡田和生会長宛に3回に渡って「脅迫状」を送っているとして、その「脅迫状」をそのまま3ページに渡り(3通分)掲載までしている(内、1通目と、第2号のCMビラと併せ掲載しておく。なお、掲載した1通目の黒く塗り潰している部分は本紙の判断。掲載誌では、黒塗り部分は3通とも一切ない)。 また、同記事によれば、鹿砦社は、この専務と、「偽造紙幣」を使って対抗メーカーの紙幣識別機を通して換金した実行犯のキャップと思われる人物との電話会話記録も入手している模様で、同社が近く出すアルゼ告発第5弾書籍には、その会話をすべて掲載する予定だともいう。 だが、本当にそこまでの決定的証拠等があれば、これは重大犯罪だから、並行して、刑事告発すべき案件ではないのか? アルゼの社長が警察庁キャリアOB故、警視庁が信用できないなら、検察庁という手もあるのではないか。それより、「脅迫状」については、例え脅される要因を自らが作ったとしても、実行犯が脅迫文を出す事自体、犯罪に問われかねない行為なのだから、その文書を雑誌に掲載すべき性格のものなのか、疑問といわざるを得ない。 ちなみに、本紙・山岡はこの2号では、フジテレビが政治結社側に出した“詫び状”の意味につき、その詳細を記事にしている。…