千葉県警と警視庁がそれぞれ手がけた2つの恐喝未遂事件が併合になっている、「週刊報道サイト」なるHPを運営する自称ジャーナリスト・佐藤昇被告(冒頭写真。52)の第11回公判が、6月24日(月)午後1時半から東京地裁の814号法廷であった。
第10回公判の記事で述べたように、この日はいよいよ佐藤被告本人の尋問があり、2時間近くも持論を述べたという。
佐藤被告は、被害者(告訴人)の顔写真を今現在もHPに貼り付け、「この者は暴力団関係者」旨、虚偽の内容を晒し続けているという。これに対し、告訴人が事実ではないと抗議したところ、「300万円払えば消してやる」旨言った恐喝未遂容疑。
これに対し、本人尋問で、「暴力団関係者であることは、私の調べで間違いない」といい、また300万円要求したとされることについては、告訴人と会ったことは事実だが、そもそも会話していない旨述べたという。
だが、今回、警察が受理し、逮捕・起訴に至ったのは、告訴人が暴力団関係者でないことが事実だからだし、告訴人と佐藤被告が新橋駅前でバッタリ会い、その際に300万円要求したとされるが、その場で、佐藤被告と同行していたW氏が電話でN氏と話しているところ、そのN氏が検察側証人に立っており、佐藤被告と告訴人が会っているのは事実だし、それで2人が何も話していないというのは不自然だろう。