アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<芸能ミニ情報>第133回「中条きよしVS『週刊ポスト』、高利貸疑惑報道の行方」

高利貸疑惑報道を巡り、歌手、タレントでもある中条きよし参議院議員(78。維新の会。比例区)と『週刊ポスト』がバトルになっている。
中条議員は5月8日、記者会見。
1000万円を貸したのは事実だが、契約書の金利欄は空白にしていて金利をもらうつもりはなかったし、1000万円の返済はまったく受けていないとして、高利貸疑惑を完全否定。
これを受け、『週刊ポスト』は入手した契約書の金利欄には「12」とされていたのが線が引かれ、下に手書きで「60」と記され、貸したA氏のものと見られる訂正印が押されていたと、報道時の単に60%の闇金利子との記載から、契約書の詳細を追加報道。
両者の言い分はまっこうから対立している。
9日、中条氏の取材対応に同席した藤田文武・維新の会幹事長は、『週刊ポスト』報道は名誉毀損に当たるとの認識を示した。
では今後、この件は法廷に移るのか?
本紙はそうは思わない。
『週刊ポスト』が貸付の事実をハッキリ確認しているのは現状A氏だけのようで、だとすれば、出資法違反に問われるには複数の者に貸す=業としていなければならないから、ポスト側が負ける可能性もある。
だが、5月1日、中条氏は国会への資産報告につき従来の貸付金「なし」から1000万円に訂正したが、それ以外にもダメージが少なくないからだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧