アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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僅差で当選した安倍晋三代議士支持の地元・下関市市長に選挙違反疑惑。安倍事務所も関与との報道も

●安倍事務所の豊浦担当・S秘書も現金配布に関与?

 安倍晋三自民党幹事長代理の地元・山口県下関市において去る3月27日に行われた市長選挙で、安倍氏(自民党)支持の江島潔前市長が、かろうじて当選したのは本紙でも既報の通り。
何しろ、過去、江島市長は7万票以上取っていたのに、今回は4万5938票止まり。次点の元県議とは、わずか2500票余りの差しかなく、地元の安倍事務所が目論んだとも指摘されている、保守系候補の三つ巴の闘い(3人とも自民党推薦を申請。しかも公示ギリギリまで推薦者が決まらなかった)がなければ、本当に江島市長当選は危うかった。
この選挙、政府が進める市町村合併に伴うもの。江島市長が票を3万票以上も減らしたのは、旧市における有権者が、市長としての江島氏の活動にノーを突きつけた結果で、これに対し、新たに同市に加わった旧郡部の保守系有権者は、江島市長の実態がよくわからぬまま、ともかく自民党推薦候補だからと入れてくれた結果、かろうじて当選したことが選挙票の分析で明らかになっている。

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