アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(5)「『データセクション』、『TWOSTONE』の追加情報」

*2006年10月から1000回近くも寄稿いただいた宝田陽平氏は終了。この新年から福賀中氏が、株式市場のアンダー情報を引き継ぎます。宝田氏以上に仕手筋情報などにつき、ズバッと裏情報を書いていくそうです。ご期待下さい。
ただし、宝田氏同様福賀氏も個別銘柄を推奨するものではない。こういう未確認の仕手情報が出ているが騙されないように、と警告するのが狙い。くれぐれもご用心を。

筆者の推計では「海帆」(横写真。3133。東証グロース。名古屋市中村区)株の大半は仕手関係者が押さえていると思われる。貸株による売りといってもどこからか株券を調達しなければならない。しかし、発行済み株式の大半を仕手筋に押さえられているため、株券の貸し手は仕手筋関係者となる。要は株券を借りて来て売るも、仕手関係者はそのことを把握しており、彼らの手のひらの上で売り方は踊らされていると思われる。貸株は金利、返済期間など個別契約だが、貸し手は仕手関係者なのだから売り方のこうした動きは把握しているのではないかということだ。
ところで、株式市場は大型株中心の相場だが、こういう時は情報屋は儲からない。グロースや材料・仕手株相場でないと投資顧問などに情報料は払う投資家は減少する。最近はアドバイス料より、1銘柄〇万円といった営業手法が増えて来ている。金額はまちまちで、1銘柄の情報料3万円から高いと10万円近くもあった。高ければ高いほど儲かると錯覚する投資家も多いようで、結構繁盛しているという。ただし、この商売ができるのは各財務局から認可を受けた投資顧問だけだ。それ以外は違法なので、損したら損失補填を要求すればよい。
さて、先週は気になる動きが2点あった。

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