アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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パー券裏金問題などどこ吹く風――元凶・安倍元首相地元子飼い政治家2人が、続けて資金集めパーティー、後援会発足式

安倍派を中心とする自民党のパー券裏金問題は、派閥解消、さらに1月29日の衆参予算委員会では岸田文雄首相が、会計責任者だけに責任を負わせるのでなく、国会議員との連座制の議論も言い出した。
これだけ見れば、この問題の本質は“公金横領事件”と言ってもいいから、さすがに真摯に受け止めている、と思ったら大間違い。
何しろ、このパー券裏金問題、生きていたら、もっともこの裏金を貯め込んでいたのが安倍派会長をしていた故・安倍晋三元首相で、その額はむろん最高の1億円を超えていたとの見方もあるが、その安倍元首相の地元直系子飼い政治家の2人が、そんなことどこ吹く風といわんばかりに資金集めを行っている。
 1人は、安倍氏の選挙区の最大都市、山口県下関市の前田晋太郎市長。安倍氏の元秘書で、昨年12月21日のこと。
本紙・山岡は同日にX(ツイッター)でポスト(ツイート)していたが、1月20日には、安倍氏後継を名乗り、安倍氏の妻・昭恵氏が後援会長を務める吉田真次衆議院議員の資金集めも兼ねた後援会発足式もあったので、併せて報じる(右側の写真は吉田氏のXより)。
なお、本紙・山岡はXで、これまでに判明しているパ-券裏金額1000万円以上の国会議員を金額の大きい順から並べて報じたところ、大きな反響があったので、これも併せて報じておく
まずは、その一覧から。
言っておくが、パー券とはいえ、大半の者はパーティー会場に来ず、実質は寄付金。その寄付金は政治資金報告書記載が義務付けられており、1円といえど記載しないのは実質、公金横領と言ってもいい。金額の多寡の問題ではないことを念押ししておく。

●パー券不記載の1000万円以上の議員
安倍晋三 1億円以上か?
――――――――――――――――――――
大野泰正 約5100万円(安倍派)
池田佳隆 約4800万円  同
谷川弥一 約4300万円  同
萩生田光一 2728万円  同
山谷えり子 2403万円  同
堀井学   2196万円  同
橋本聖子  2057万円 元同
二階俊博  1768万円(二階派)
林幹雄   1512万円  同
世耕弘成 約1500万円(安倍派)
武田良太  1172万円(二階派)
平沢勝栄  1080万円(二階派)
松野博一  1051万円(安倍派)
高木毅   1019万円  同
西村康稔  1000万円  同
(1月29日質問した山井和則議員=立憲=の配布資料が元。山谷議員だけ追加で入れた)

さて、前田市長の資金集めパーティーだが、それは12月21日午後6時からあった。
この日は、松野官房長官がパー券問題で官房長官を辞任し、東京地検特捜部が松野氏当人に事情聴取要請とのニュースが流れていた渦中だった。
市長故、国会議員のパー券1枚2万円より額は落ち5000円。だが、1000人以上に捌かれた模様。
来年3月が市長改選期で、すでに前田氏は3期目出馬を表明済。もろにその事前の資金集めの狙いあってのことと、地元事情通は解説する。

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