アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(3)「中国仕手筋蠢く『データセクション』に注目」

*2006年10月から1000回近くも寄稿いただいた宝田陽平氏は終了。この新年から福賀中氏が、株式市場のアンダー情報を引き継ぎます。宝田氏以上に仕手筋情報などにつき、ズバッと裏情報を書いていくそうです。ご期待下さい。
ただし、宝田氏同様福賀氏も個別銘柄を推奨するものではない。こういう未確認の仕手情報が出ているが騙されないように、と警告するのが狙い。くれぐれもご用心を。

先週取り上げた「データセクション」(3905。東証グローズ。東京都品川区)がいきなり3日連続ストップ高(3日目は大引けで下落)を演じた。
筆者は上がる株を取り上げるのが目的ではない。兜町界隈の動きを記事にするのが目的であるため、読者はその点を勘違いしないでいただきたい。
さて、そのデータセクション。新たに大物投資家T氏のXへのポストもあり、出来高急増で賑わっていた。今後の展開はと聞かれても本尊以外分かるはずないというのが先行きの見方だ。
元々は中国仕手筋がウルフパック方式で買い集めていたようだ。口座数が多いため把握するのは不可能だが、筆者の肌感覚では5分の1程度売却したのではないか? それを別筋が拾っている可能性はある。もし別筋が拾わなかったら急落していたはずだ。
話は変わるが、今月の『FACTA』に興味深い記事がある(横写真)。著作権問題が発生するので簡単になるが、政府・日銀は「アベノミクス」の呪縛から解き放たれようとしているという記事だ。自民党派閥のパー券事件を契機に派閥解消へと動きそうだが、安倍派幹部のキックバック問題でアベノミクス信奉者の影響がなくなることを海外投資家が評価しているという。このことも今年になっての日経平均急騰要因の一つというのだから、アベノミクスの検証は必要だろう。
さて、その他の動きだが、

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