アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<芸能ミニ情報>第121回「酒井法子のタニマチ関連会社が実質倒産していた」

福島第一原発の廃炉作業の下請けに貢献したとして、2019年に安倍晋三首相(当時)から内閣総理大臣感謝状を贈られた建設会社「富永工業」(東京都中野区)の関連会社が、今年に入り破綻していたことが分かった。
同社は、のりピーこと酒井法子(右下写真。52)タニマチとして芸能マスコミ関係者に知られた存在。
酒井が覚せい剤事件で世を騒がせた時(2009年8月逮捕。懲役1年6月、執行猶予3年)、彼女を箱根の別荘に滞在させるなど、同社の創業者で社長だった富永保雄氏が支援したから。酒井の母親との関係から、保雄氏は酒井のデビュー前から支えていた。
事件後、酒井が復帰に向け自叙伝『贖罪』(朝日新聞出版社)を出した際の手配も保雄氏がしたとされるし、事件後も自宅も提供するなど公私ともにサポートしていた。
ただし、その保雄氏は2012年11月、肝臓がんのために74歳で死去している。
話を会社の方に戻す。
破綻したのは、その保雄氏の二男・慎二氏が経営する「富永建設」(東京都新宿区。ただし、今年3月末変更で7月11日に「慎」に社名変更登記)。
保雄氏には3人の息子がおり、長男と三男は家業の富永工業を引き継いでいた。関係者によると、富永工業は昨今の建設需要の高まりでかなりの好業績を挙げているという。
一方、富永建設は中堅ゼネコンの建設工事の下請けに入るなどしていた。富永工業の子会社ではないものの、長男、次男が役員に就いており、実質的な関係の深さが伺える。そうした中での破産とは、いったい何があったのか?

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