アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの新橋・木利屋ビル関係者が覚せい剤密造事件で逮捕に

愛媛県警は11月7日、覚せい剤取締法違反(営利目的製造)で男女2人を追加逮捕した。
愛媛県警は今年5月30日、松山市北条地域の山中にある民家を覚せい剤を製造しているとして捜索し、覚せい剤や、密造に用いられたと見られる薬品、ヒーター、防毒マスクなどを押収すると共に、現場にいた台湾人を現行犯逮捕した。県内での覚せい剤製造拠点摘発は、記録が残る1990年以降初。
その後、市内の3人、東京の1人を追加逮捕し起訴していた。
その捜査において、千葉と東京の2人が、覚せい剤の原料となる薬品を販売していたと見て今回逮捕。2人は医学関連コンサルタント会社の役員という。
県警は現行犯逮捕した台湾人は過去にも複数回来日しており、それは密造目的と見ており、国際的な密造グループの関与も視野に、四国厚生支局麻薬取締役部、松山税関支署と合同捜査、台湾当局との情報交換もして捜査を進めている。
本紙がこの事件に興味を持ったのは、今回逮捕された一人(73)は、過去、本紙でも報じたことがある「木利屋ビル」事件の関係者だったから。
JR新橋駅近く、新橋3丁目に「木利屋ビル」はあった。
その後、同ビルは取り壊され、その約150坪の土地にプレハブ小屋が建つが、その小屋を何者かが持ち主に無断で撤去し、その残骸が静岡県富士市内の山林で発見される事件が発生。2004年2月のことだ。
それだけ聞けば、どうということのない事件だが、

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