アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「木原事件」、安田種雄さん遺族告訴受理で記者会見(詳報)

 本紙でも既報のように、安田種雄さん(享年28)の不審死に関し、両親、2人の姉は10月18日、警視庁大塚警察署に殺人容疑(被告訴人は不詳)で告訴していたが、受理するとの連絡が入り、遺族と勝部環震弁護士らは25日午後1時、大塚警察庁に告訴状原本を持参し受理に。そして2時半から司法記者クラブで記者関係を行った。
結論を先にいえば、大塚署での受理時、今後の捜査スケジュールにつき説明はなく、これという注目すべき内容があったわけではない。とはいえ、受理になったものの、遺族側も捜査の塩漬け、捜査せず送致し「事件性なし」となることなど不安視していないわけではなく、今後も国民などに関心を持ってもらうことが捜査に繋がるといった発言もあった。
本紙スタッフもこの記者会見に出て、全内容を録画、録音して来た。
以下、主なやりとり(要約)を記す。

記者会見は30分弱で、冒頭、まず安田さんの父親から以下のように報告があった。
「本日はお集りいただき、ありがとうございます。
安田種雄の父です。私たち安田種雄の遺族は警視庁大塚警察署に殺人罪で告訴状を提出し、本日受理していただきましたので、ここに報告致します」。

そして、早速、質疑応答に移った。
――受理されての、今の気持ちを
父「ほっとしています」
姉「ここまで来れて感慨深いものがあります。やっと受理になって心から感謝しています」
弁「1週間の受理で、ひじょうにスピーディーにやっていただけたと思っています。警察のなかでも、いろんな意見があると推測されますが、やはり慎重にやるべきだというご判断で受理に繋がったんだと思っています」

――今日、ここに来ていない母親と上のお姉さんは
姉「母はただ泣いて喜んでいました。姉は、警察の方々が本来の姿で真相解明のために力を尽くしてくれると信じていますとのことです」

――大塚警察署から、捜査についての大まかな説明はあったか
弁「本日は特段、スケジュール等の話はありませんでした」

――警察にはどういうことを望むか
姉「最大限の捜査をして欲しい。それに尽きます」
父「ちゃんと捜査して欲しい。期待しています」

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