アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「副業アプリ」詐欺にご注意(下)ワルの正体

 今、副業アプリは老若男女問わず話題になっているようで、この記事(上)はなかなかの反響があったのだが、そのなかには、副業アプリ会社P社の野口氏は本当に亡くなったのかという問いもあった。
被害者A氏(47歳独身男性。ビル警備会社社員)は、結局、AIが自動で売買するFXのソフト購入代金としてP社に190万円払わされ、その運用実績報告もないうちに野口代表が急死したためP社を解散する旨のメール通知を受け、以降、まったく連絡がつかなくなったのだ。詐欺会社P社が逃げるための単なる口実で、野口代表は亡くなっていないと考えて当然だろう。
ところが、結論をいえば、野口氏は本当に死んでいた。それも自殺と見られる。
 それに加え、(上)記事では、被害者A氏は、まず副業アプリ紹介業者Cに登録料5000円支払ったと。しかも、そのCとP社は「同系列の会社」といわれ、A氏は190万円をP社ではなくCに振り込んだと述べた。
さらにいうと、(上)記事で報じた、登録料5000円を振り込んだら、Cから複数の副業情報が送られて来て、被害者A氏はそのなかからP社を選んだというのは間違いで、実際は、5000円振り込むと、突如、C社の紹介といって、P社を名乗る者が連絡して来たのだった。
こうした経緯、振込先を考えると、詐欺を主導したのはP社ではなくCと思わないわけにはいかない。
しかしながら、このCの銀行口座はわかっているが、住所はわからない。結論をいえば、しかし、本紙はこのC社の居場所を突き止めた。(右横写真=Cの入居ビル)

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧