アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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神奈川県所有地を侵奪し、違法営業を続ける(!?)パチンコ店

重大疑惑が出ているそのパチンコホールは、相鉄本線「鶴ヶ峰駅」から徒歩3分ほどのところにある。鶴ケ峰駅は、横浜駅から普通列車に乗ってわずか10分ほど。
そのパチンコホール名は「BEES」(ビーズ。パチンコ148台、スロット112台)。
「BELL」(ベル。横浜市神奈川区)という株式会社が昨2022年12月にオープンさせている。
この鉄筋造2階建のパチンコホールは賃借で、所有者は「ホドガヤ」(横浜市緑区)という有限会社。
この同じ建物には以前、「リッチワールド」という別のパチンコホールがあったが、2021年7月閉店。パチンコの営業許可証を返還。その後、この建物は無人になっていた。
だが、それから約3カ月後の同年10月、まったく畑違いの「RUSH」(東京都台東区)なる会社の釣部雅義代表(下右側写真=「風俗営業管理者証」人物)がパチンコホール経営に乗り出すべく、同建物の賃借契約を前出・ホドガヤと結ぶ。そして22年5月、パチンコホールの営業許可を神奈川県公安委員会から取得している(下左側写真=RUSHに出された「パチンコ店等営業許可証)。
しかしながら、実際にはオープンさせず、7月22日、RUSHを前出BELLに会社分割するかたちで、BELLがパチンコホールの営業許可の譲渡を受ける。また、RUSHが家主ホドガヤと結んだ賃借契約もBELLと結び直し、BELLが同年12月にパチンコホール「BEES」をオープンさせたことは前述した。関係者によれば、パチンコ営業許可証の譲渡については、BELLからRUSHに1億2500万円が支払われたという。
そして、現在、BEESが営業しているわけだが、実はRUSHが営業許可証を取得するに当たり、警察側を騙す行為をしており、本来は営業許可を取れるはずがなかったと訴えている関係者がいる。仮にY氏としておく。しかも、これに関連し、神奈川県の所有地を2度に渡り侵奪する犯罪行為も犯しているという。
そして、これら違法と思える行為には、前出のRUSHはむろん、BELL、ホドガヤまで関与。そしてこうなったことは、パチンコホール側と警察側との長年の癒着、そこから来るなれ合い体質もあるという。どういうことか?

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