アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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仮想通貨発行巡る投資詐欺で逮捕された「みんなのクレジット」元社長と、上場企業元取締役

警視庁捜査2課は6月12日、仮想通貨(暗号資産)発行の出資名目で、投資家から1億5000万円を詐取したとして、詐欺容疑で、職業不詳の白石伸生(50。冒頭左写真)、同・野崎勝弘(59。同右写真)ら3人を逮捕した。
一部大手マスコミの既報道によれば、白石容疑者らは「300億円規模の資金調達ができる。美術品を担保にするので価値は下がらない」などと説明。被害に遭ったのは複数の投資家ではなく美術品販売会社(東京都中央区)1社で、2018年3~4月にかけてのこと。
実際には事業実態がない上、連絡が取れなくなったことから、その美術品販売会社は20年5月に告訴していたという。
一部大手マスコミが、白石被告につき、プロレス団体「全日本プロレス」の元オーナーと報じているだけで、3人の経歴に関しては一切触れていない。だが、野崎容疑者は複数の上場企業の取締役をしていたし、白石被告に関してはもっと注目すべき経歴がある。
本紙でもこの2人につき何度も報じているし、野崎容疑者については直に本人に取材したこともある。
ところが、今回のこの2人の肩書は「職業不詳」!?
そこで、以下、その注目すべき過去につき、触れておくことにした。
まず、白石容疑者の方だが、注目されるのは、全日本プロレスオーナー(社長には2013年6月就任も、約3カ月で辞任)としてより、「みんなのクレジット」(現・スカイキャピタル。東京都新宿区)社長としての方だろう。

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