アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

上場企業の株価急騰インサイダー情報を教えるというYouTube番組登場――仮面被った解説者の正体

 9日前、YouTubeに実に興味深い番組がアップされた。
2年で10万円を1億円にする超実践株講座を順次、展開していくという。
このような「こけおどし」を謳い、株式投資の新人から”受講料”をせしめるケースはこれまでもたくさんあった。
そんななかで、本紙がこのYouTube番組に注目するのは、そこに登場して解説するテンバーガーX氏(仮名。仮面被り、音声も変えている)、自分はいろんな上場企業のインサイダー情報が手に入る、インサイダー情報だから確実にそこの株価は上がると。対して、他の株講座はあくまでチャートの動きなど見て”予測”するに過ぎないから競馬やパチンコと同じギャンブルで当たらないことも多々あると。
さすがに、インサイダー情報をこれほどモロに表に出しアピールする株番組は前代未聞ではないか。
3回目ぐらいから、具体的な銘柄を指摘して行くという。
もっとも、テンバーガーX氏、インサイダーに問われるのは、例えば対象上場企業の役員から直に情報を得た外部の知人ならアウトだが、その外部の知人から得た者(「又聞き」など)は「合法インサイダー」で、テンバーガーX氏は罰されても、こうしたエリア外の者はセーフだと。
では、このテンバーガーXとは何者なのか?
そこでまずヒントになるのが、この番組冒頭で、「インサイダーで東京地検特捜部の捜査を受けたものの、無罪になった漢」旨の記載があること。

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