アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「尚美学園」に君臨する、あの新国立競技場白紙撤回で更迭元文部官僚

 学校法人「尚美学園」(東京都文京区)をご存じだろうか。
現・東京音楽大学卒後、ヴァイオリニストとして活躍した赤松直氏が「尚美音楽院」名で1926年(大正15年)に私塾として開設したのが始まり。校名は「美(芸術)を尚(尊)ぶ」からとられ、大学院もある「尚美学園大学」(冒頭左写真。埼玉県川越市)と、「尚美ミュージックカレッジ専門学校」(東京都文京区)から成る(総定員は1260人)。
その尚美学園の「教職員一同」を名乗る者から、本紙に告発があったのは1月14日のこと。
学園は、現・理事長兼大学学長の久保公人氏(=冒頭右写真。 66)の独裁の下、様々な問題を抱えているという。
調べてみると、この久保氏、元文部官僚。それも、2021年に開催された東京五輪のために国立競技場の建て替え工事が行われたが、当初のザハ案は建設費が嵩むということで白紙撤回されたのは読者もまだ記憶に新しいだろう。この白紙撤回時、久保氏はスポーツ・青少年局長としてこの新国立競技場整備計画の事務方責任者だったことから、表向きは「自己都合」も、事実上更迭された御仁ではないか。
局長を退任するだけでなく、文科省自体を定年まで1年半以上残して退職した。
これが2015年8月4日付のこと。
そして、尚美学園の理事長に天下ったのが翌16年4月1日のことだった。

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