警察は本日、北朝鮮産シジミを国産と偽って全国各地で販売していたとして、山口県下関市の海産物輸入会社「アイコー」、水産物加工・販売「満珠水産」などを不正競争防止法違反容疑で家宅捜索した。
福岡県新宮町、茨城県水戸市の関係先などにも地元の各県警が捜査に入っており、夕方のNHKニュースによれば、埼玉県など含む実に数十カ所を捜査する大がかりなものだという。
2006年からわが国は北朝鮮との貿易はすべて禁止している。
そのなか、今年に入り北朝鮮はこれまでにない頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返しており、今回の国産偽装シジミの売上などの利益が北朝鮮側に回り、弾道ミサイルの資金源になっている可能性もあると報じており、公安部も関わるまさに政治的北朝鮮案件であることは容易に察しがつく。
もっとも、大手マスコミの報道はここまで。
実は、本紙・山岡は安倍晋三元首相の取材をするなかで、今回、家宅捜索を受けたアイコーの代表にも何度か取材していた。また、その代表のことを本紙で取り上げたこともあった。