アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「患者軽視のローコスト経営。『死なせる病院』呆れた実態」(筆者/本紙・山岡。『ベルダ』22年9月号)

 本紙では今年5月12日、「半年で入院患者27名が死亡――“疑惑の病院”を元勤務医が告発」というタイトル記事を報じている
同様の内容を、それに先立ち、今回紹介する記事同様、本紙・山岡が連載(3頁)している会員制月刊情報誌『ベルダ』(KKベストブック発行)で報じていたが、その際には病院名などは匿名にしていた。
だが、その後、元勤務医以外からも証言を取り、もはや「死なせる」との疑惑は確信に。加えて、この病院では入院患者に対し胃ろうではなく経鼻経管で栄養を取らせている、基本的に血液検査はしない、心電図もレントゲンも取らない、経鼻経管栄養やタン吸引のチューブは使い回す、口腔ケアもリハビリもしない、自力で排泄できてもおむつをする、家族から救命処置をしない「DNR(蘇生処置拒否)」の同意を取っておくなど、徹底してコストをかけない経営を行っている具体的な内容がわかったので、そちらについても報告すると共に、今回は実名報道をした。
また、この病院グループの実質トップが、違法に医薬品を外部に持ち出している同じく重大疑惑についても証言だけでなく内部資料も入手したので、そちらの件も報じた。
こんな病院に入院させられた患者はたまったものではない。
いったい、病院を監督すべき最寄りの行政などを何をしているのか?

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