アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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同じ留置場にいた者が告発――高槻女性殺害事件容疑者自殺は警察の失態

 大手マスコミ既報のように、大阪府警福島署(冒頭左写真。大阪府福島区)に勾留されていた高井凛容疑者(冒頭右写真。28)が、同署留置場で9月1日朝、首吊り自殺を図り、同日夜、救急搬送先の病院で死亡が確認された。
高井容疑者は、2021年7月、養子縁組した高井直子さん(当時54)が自宅の浴槽で溺死した件で、殺人容疑などで逮捕され、同署で取り調べを受けていた。
すでに、高井容疑者が自殺をほのめかすメモを書いていて、その報告を署長は受けていたにも拘わらず、警戒のレベルを最も高い「特別要注意被留置者」にしなかったことはおかしいとの報道も出ているが、かつて同じ留置場(しかも同じ舎房と思われる)に3カ月以上勾留されていた人物(仮にT氏とする)が、本紙に「間違いなく警察の失態。しかもマスコミに事実と違うことを言っている!」と本紙に告発して来たので報じる。
大手マスコミの報道によれば、署員が1日午前6時44分に見回りした際には異常はなかったが、午前7時2分、起床点検の際に、留置場の窓の金網にヒモのようなものを吊るして首を吊り、ぐったりしていた高井容疑者を発見したという。
だが、前出T氏はこう告発する。

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