大島健伸氏(69。冒頭写真)といえば、大手商工ローン「SFCG」(旧商工ファンド)の社長時代、経営破たん直前に、会社資産をファミリー企業に債権譲渡したとして民事再生法違反(詐欺再生)、会社法違反(特別背任)などに問われ逮捕されたものの、結局、これら主要な容疑は1審で無罪に。嘘の債権譲渡登記をしたとする電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑のみ有罪とされたが、これも控訴審で逆転無罪に。結局、検察側は上告せず、16年4月、大島氏の全面無罪が確定している。
唯一、残っていたジャスダック上場関連企業「MAGねっとホールディングス」も16年8月1日を持って上場廃止になったものの、ラオスでいまも精力的に事業を行っているようだ。
そんな大島に関し、大島氏の元側近が原告の民事訴訟で、被告側から、大島氏の“隠し財産”に関して興味深い発言が飛び出していたことがこの度判明したので、報告しておく。