アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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天心VS武尊試合——フジTV生放送中止の裏事情

 5月20日号(5月9日発売)で格闘技団体「RIZIN」榊原信行代表の「反社交際音声」を取り上げ、翌週の5月27日号(16日発売)で、その榊原代表の反論記事を載せた『週刊ポスト』が、いつもは月曜日のところ、変則で昨6月10日金曜日発売となった6月24日号で3度目になる記事を出している。
ただし、前の2回は4頁の特集記事だったが、今回は1頁弱のワイドの一本。とはいえ、「『フジ生放送中止』の裏事情」のタイトルは実に気になるところ。
それはそうだろう。
6月19日、東京ドームで開催される那須川天心と武尊による「日本格闘技史上最大のビッグマッチ」とも言われる試合を含む「THE MATCH 2022」は、フジTVが2時間枠を取り生中継で放送予定だった。ところが、フジTVは5月31日正午に中止を明らかにした。その裏事情=真相を明らかにするかのようなタイトル。
だが、見てみると、それらしい裏事情は書かれておらず、自らの記事が中止に追い込んだという自画自賛のような内容だった。
だが、そのポストに先駆けすでに2月に「反社交際音声」のことを、またポスト報道後も同誌がスルーしている事実を報じて来た(本紙YouTobe版でも)本紙は、その裏事情ではないかと思われる疑惑をキャッチしている。

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