来る5月2日(月)午後、「子どもの権利条約を守ろう」をテーマに、市民団体による法務省前演説会と霞ヶ関・銀座一帯を練り歩くパレードが予定されている。主催するのは「子どもの権利条約を守る会」等で構成される実行委員会。本紙連載『わが国の親権問題を考える』で取材した「桜の会」も加わっている。
パレードの主旨は、日本では離婚すると父母どちらか一方しか親権者になることができない単独親権採用国であるため、子どもが一方の親と引き離されており、そのことが子どもの貧困や虐待、差別に結びついている。そこで、「子どもの権利条約」が守られるよう、「共同親権・共同養育」へ国内法の整備を求めるものだ。
昨年来、法務省法制審議会の家族部会では、家族法制の見直しについて審議が進んでいる。パレードは法務省、そして一般社会に対して親権問題を広く訴える機会となりそうだ。
「GWオレンジアクション」
2022年5月2日(月)
○「法務省前お願い演説会」
12:00~15:30頃
[テーマ]法制審議会の中間報告に向けてお願い
○『第5回オレンジパレード@東京霞ヶ関・銀座』
15:30~1時間程度
15:15 日比谷公園・霞門前
[テーマ]子どもの権利条約を守ろう
[コース]日比谷公園→霞ヶ関→内幸(国会通り)