アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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マイケル「アニメ化」詐欺事件とあの松浦親子の関係

 警視庁赤坂署が3月14日までに、2009年に死去した世界的人気歌手だったマイケル・ジャクソンのアニメ製作権を与えると嘘をいって現金約1100万円を騙し取った詐欺容疑で、「マイケル・ジャクソン・ジャパン」(以下、MMJ略。東京都港区)の原定雄代表(66)と、息子で社員の原達也(40)両容疑者を逮捕したのは大手マスコミ既報の通り。(*3月31日不起訴に
2人は容疑を否認しているという。
 もっとも、今回逮捕を受けての報道は、上記のような簡単なもので、数ある詐欺事件の1つに過ぎなく映る。(横写真=MJJ同様、原親子経営関連会社パンフ)
例えば、昨年10月、偽造契約書を勝手に第三者に与えたとして、マイケルの遺産を管理する団体と、商標権管理する法人がMMJを提訴した民事訴訟の一審判決が東京地裁でありMJJの敗訴確定。原告側がMMJはマイケルのサインのコピーを貼って偽造した契約書で少なくとも2件のライセンス付与をしていると主張していたといった事実も伝えられていない。
まして、そもそもこのMMJ、98年設立当初、いま株価操縦事件に発展かと注目されている人物、松浦大助氏が代表取締役に就いていたこと、監査役にはいま現在も警視庁OBが就いているといった事実などはまったく報じられていない。

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