アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<芸能ミニ情報>第91回「細木数子死去――気になる『フローレンス』との共同事業の行方」

他の記事との関係で遅くなったが、11月8日、細木数子氏が呼吸不全のため死去した。享年83。 「六星占術」と呼ばれる占いブームを起こし、2003~4年ごろには視聴率20%前後を誇るも、08年3月を持ってTV界から消えた。 『魔女の履歴書』(溝口敦著)という細木氏の半生を追ったルポで、売春斡旋や暴力団との関係など指摘。細木氏は名誉棄損で提訴したが、TV降板ほどなく和解している。 今のコンプライアンス上からいえば、細木氏はTVのレギュラー番組を持たせていい人物でなかったことは明らかだろう。 売れる前には、「歴代首相の“ご意見番”」ともいわれた安岡正篤氏(故人)と結婚(家族が訴え結婚無効に)、歌手・島倉千代子(同)に巨額の負債を負わせたトラブルもあった。 ところで、本紙では今年7月、貧困や病気、DVなど抱える子育て家庭の支援に取り組むNPO法人「フローレンス」(駒崎弘樹理事)と「細木数子事務所」との共同事業の件を取り上げている。 現在、同事務所を仕切っているのは、細木氏の姪っ子(妹の娘)の細木かおり氏(42)。2016年に細木数子氏と養子縁組し、彼女の資産だけでなくDNAもしっかり引き継いでいると見られるだけに、善意だけで寄付をし共同事業を行うのかと疑問の声もある。シッカリ、今後の動向に注視したい。 (冒頭写真=細木かおり氏のインスタグラムから)…

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