アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(850)「株銘柄指南のもぐり業者に対し、やる気のない金融当局」

わが国は詐欺、経済犯罪にともかく甘いようで、証券関係でも相変わらず無登録投資顧問が後を絶たない。
証券取引等監視委員会(SESC)は海外拠点のFX、デリバティブ勧誘は摘発するも、警告だけで提訴までは至らない。まして国内株を対象としたモグリ業者摘発は後手に回っているのが現状だろう。
今年になって筆者が確認した国内株を対象とした「モグリ業者」5社を以下に紹介する。絶対に利用しないこと。
というのは、筆者はこのなかのいくつかの無料メールを登録したが、内容は詐欺まがいのお粗末な内容。初心者は引っかかるのだろうか。
金融庁から投資顧問の認可を受けた業者以外は、有料での銘柄紹介、売買指示、アドバイスは禁止されている。利用している投資家は詐欺に加担していることを認識していただきたい。また、有料セミナーも銘柄を取り上げたら違法だ。“推奨”ではなく“銘柄分析”と称するのも同様だ。
最近多いのは、退職した元証券マンが以前の顧客に成功報酬でアバイスする行為だ。顧客も馴染みの担当者だったということもありなあなあになっているようだが、成功報酬は投資顧問以外は禁止行為だ。

以下、筆者が確認した国内株を対象にした「もぐり業者」5社。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧