東京地検特捜部は本日、遠山清彦前衆議院議員(=冒頭写真。今年2月議員辞職)の当時の秘書2人が、貸金業の登録をせずに融資を仲介した貸金業法違反容疑で、遠山氏の辞職後に同秘書が所属する吉田宣弘衆議院議員、それに太田昌孝衆議院議員の議員会館内事務所などを家宅捜索した。
2人の秘書は、貸金業登録せず、政府系金融機関による融資契約を仲介し報酬を得ていた疑いがある。
本紙で午後1時過ぎに報じた通り、家宅疎策を受けたのはこの2人の公明党議員事務所だった。また、政府系金融機関への依頼仲介は、太陽光発電関連会社「テクノシステム」の生田尚之被告(詐欺罪などで起訴)もしていたことがわかっており、今回捜索がテクノシステムの捜査の延長戦上にあると見ていいだろう。
並行して、遠山前衆議院議員の自宅、同氏が代表を務める会社なども家宅捜索したと大手マスコミは6時以降から準じ報じている。