アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙指摘の有名金融ブローカーも――社会福祉法人の理事長ら贈賄容疑で逮捕

 大手マスコミ既報のように、山梨県警は2月25日、社会福祉法人「大寿会」(甲府市)の高橋克己理事長ら3人を贈賄で、同法人の理事を選任する立場にある評議員5人を収賄容疑で逮捕したという。
大寿会は特別養護老人ホームを経営している。
高橋容疑者らは19年11月、12月の2度に渡り、新しい理事などを決める評議員会で、自分たちが指示した人物を選んでもらう見返りに、収賄容疑で逮捕された5人に各現金20万円、総額計100万円を渡した疑いが持たれている。
社会福祉法人の公益性を踏まえ、社会福祉法が改正され、贈収賄に関する規定が2017年施行分から盛り込まれているが、この規程での贈収賄事件での検挙は今回が初のことだという。
本紙が今回のこの事件を注目したのは、この贈収容疑で板井隆夫(61)も逮捕されていたからだ。
今回逮捕で、板井容疑者は「大阪市西区の自称・金融ブローカー」と紹介されているが、本紙では以前から有名な事件屋という認識を持っており、別件で記事にもしていた。

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