アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「三菱ケミカル」の草津リゾートマンション事業子会社売却の真相

 月刊会員制総合情報誌『FACTA』に、ホールドカンパニー「三菱ケミカルホールディングス」(4188。東証1部。東京都千代田区)の中核会社、総合化学首位「三菱ケミカル」の子会社売却の件が載ったのは19年7月号だった。
この三菱ブランドの名門企業は、群馬県草津町で大規模リゾートマンション事業を行っていた。
「ハイクレスト草津アーバンリゾート壱番館・弐番館」(計493戸)と、併設する温泉、リハビリ、テニス、プールなどがある「アゴラ館」を、100%子会社「エムアンドユー」(住所は三菱ケミカルと同じだった)で経営していた。
その子会社を、その不動産ごと売却したのだが、その相手というのは、健康診断に特化したクリニックとインプラント歯科の2つを手掛ける畑違いの「神州」という医療法人社団で、そのオーナーは中小企業の社長に過ぎず来歴には不可解な点も。
連結売上約4兆円を誇る三菱ケミカルが相手にするようなところとは思えないのに、しかも相対取引でだ。
そこで、マンションオーナー向け説明会では、経営的な不安もあり、反対意見が出たが、三菱ケミカル側は強引に押し切った。その際、オーナーの要求した神州の財務諸表開示、売却の経緯、売却額などは一切明らかにされなかった。
だからこそ、FACTAも何か裏があると見てタイトルに「疼(やま)しい子会社売却」と付けたのだろう。
本紙は関係者などから、その真相をキャッチしたのでとりあえずその核心部分だけ報告しておく。

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