組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪で、衆議院議員(二階派)の秋元司容疑者らと共に起訴されている松浦大助被告(51。冒頭写真=日TV映像。保釈時のもの)の初公判が東京地裁で11月13日午前10時30分からあった。 松浦被告は被告人質問で、保釈中の秋元被告と面会した際、「私は冤罪。元顧問(仲里勝憲元被告。贈賄罪で有罪確定)に真実を述べてもらいたい」といわれ、「初めは無実を信じた。でも元顧問から直に話を聞く中で無罪主張の信ぴょう性を疑うようになった」旨語り、起訴内容を認めた。 検察側は「秋元議員と頻繁に謀議を重ね、供与を申し込んだ金額も多額。正当な審判を著しく妨げ、極めて悪質な犯行だ」と指摘。懲役1年2月を求刑した。 弁護側(中村信雄弁護士ら)は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。 判決は12月23日。…