アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(207回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(11月16日~11月20日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ」だと考えている。安定した資産形成を心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫

先週末の日経平均株価の終値は25,386円と、先週末比+1,061円(※前回+1348⇒ ▲540→ +106→ ▲208→ +590→ ▲176→ ▲155→ ▲46→ +201→ +205→ ▲37→ ▲369→ +959→ +620→ ▲1042)と2週連続の大幅高となった。その夜は、米国市場が堅調に推移し、日経平均CFDも25,625円と値上がりしている。日経平均は、長らくもみ合った24,500円の壁を1000円以上突き破った!
NYダウは、週間で+1,821ドルの29,480ドル(※前稿比1157⇒ ▲1809→ ▲295→ +20→ +904→ +508→ ▲483→ ▲9→ ▲467→ ▲521→ +724→ ▲1→ +498→ +1005→ ▲42)となった。ただ、NYダウの本年高値は2月14日につけた29,569ドル。まだ年初来高値は奪還できていない。
さて、今週はさっそくストラテジーに入る。
8連騰で、日経平均株価指数は、+2544円高! これを支えたのは海外勢である。11月1週目に東証1部市場を1兆900億円もの大幅買い越しをしてけん引した(※テクニカルの項に後述)。また裁定買い残の増加、裁定売り残のジワジワっとした減少をみるに、この流れはそのまま年末まで続くと捉えるのが正解だろう。加えて、これまで発表された企業決算の数値や経済指標の強含み状況、そしてコモディティ価格などをみても、端的にリスクオンを示唆している。「現在の株価指数が高すぎて買えない。いったん押し目を待ちたい」といった考えが通用するほど、市場は甘くないようだ。
とはいえ、週末にかけて、新型コロナ肺炎の新規罹患者が、米国で18万人、国内でも1700人越えと、過去最高の数値となっている。ただそれでも株価指数は、追加経済対策への期待や各国中央銀行の緩和姿勢、ワクチン開発(※ファイザー以外にも期待)の動向を踏まえ、大きくは売ってこない展開だと考えている。

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