「HAAB」を冠した美容クリニックがある。
東京都港区南青山、渋谷区神宮前、愛知県名古屋市などで経営しているのだが、この美容クリニックが今年7、8月と週刊誌に取り上げられたのは同クリニックがやっている「ダイエット(痩身)注射」を問題視する内容だった。
取り上げたのは冒頭に掲げた『女性セブン』(冒頭写真上。7月23日号)と『週刊新潮』(冒頭写真下。9月3日号)。
女性セブンの方は「B」とされ匿名だったが、新潮の方は渋谷区神宮前の「HAAB×DREAM BEAUY CLINIC」を名指ししていた。人気モデルのダレノガレ明美が、同クリニックのエステの方を監修をした関係から宣伝役を務めていたこともあってのことだった。
なぜ、両誌が問題視したかというと、先にオープンしている南青山の方などでやっているオリジナルとされる「ダイエット注射」=「リポジェクション」(=横写真参照のこと)の成分のなかにステロイド剤が入っているが、施術に当たりその事実を患者に事前に伝えない(医師の説明義務違反)だけでなく、そのステロイド剤は効くどころか逆に食欲を増進させて太るだけでなく、不正出血を引き起こしそれが続けば不妊症、糖尿病などのリスクも高めるからとのことだった。
しかも、これは両誌では触れられていないのだが、そんな注射で異常にバカ高い料金を取っており、その上、実は菅義偉首相さえ関連で登場するのだ。どういうことか?