警視庁などの合同捜査本部は9月18日、「ジャパンライフ」(本社・東京都千代田区。破産手続き中)の創業者で元会長の山口隆祥容疑者ら元幹部ら計14人を詐欺容疑で逮捕した。
大手マスコミはこの逮捕に合わせ、「桜を見る会」に首相推薦枠で招待状が届いていた模様で、しかもその招待状が宣伝に利用されていた事実を報じている。
だが、ジャパンライフと政官とのつきあいはそんなものではない。
近年だと、今回の菅内閣で官房長官に就いた加藤勝信代議士が厚労相時代に山口被告と会食したり、政調会長に就いた下村博文元文科相が政治献金を受けているが、過去を遡れば福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三、森喜朗の歴代首相も献金を受け、さらには消費者庁、通産省、警察との癒着もあった。
だからこそ、こんな悪徳商法が長年営業出来たわけで、なぜ、その点を大手マスコミは報じないのか?
本紙では、過去の記事で、このジャパンライフと政官癒着について3回に渡り報じている(以下に紹介)。是非、この機会にご覧いただきたい。
そして、この時期の逮捕についても、永田町関係者からはこんな声が聞こえて来ている。