アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「DDS」の協業先会社買収に疑義あり

指紋など生体認証ソフト・装置開発「ディー・ディー・エス」(三吉野健滋代表取締役会長=冒頭写真。名古屋市中区)は8月25日、17年7月末から指紋センサの技術開発などで協業していたシンガポールの光学式指紋センサ開発会社MMTの株式55%を買い取り子会社化するとIRした。
ところが、この買収につき、DDS株の掲示板などで疑義の声が上がっている。
このMMT、設立は17年17日。つまり、DDSと協業したのはそれからわずか半月後ということになる。
そして、このMMTの代表は10年3月までDDSのシンガポールの子会社にいたとされる者だ。
また、DDSはこのMMTに対し4億3400万円の売掛金があった。
さらにこのMMTはこの間、売上高がゼロで、約1億6800万円の債務超過(今年6月期)の会社なのだ。
ところが、指紋認証ソフト開発のためにはこのMMTの技術力がいるとして、DDSはIRと同日、約4億7600万円で買収したというのだ。

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