大手マスコミ既報のように、二階俊博幹事長の主導した策略で、早くも5派閥が菅義偉官房長長官の自民党総裁を支持。岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が勝つ見込みはまったくない。
にも拘わらず、なぜ、岸田・石破両氏は総裁選に立候補したのか?
石破氏は出馬しなければ自分が自分でなくなることから、惨敗覚悟でも出馬したと述べている。本紙とて、その心情にはエールを送りたいほどだが、今、永田町ではその裏側につきとんでもない情報が流れている。
実は石破氏は一度は出馬を断念したものの、二階氏の策略により、再度、出馬を決めたというのだ。
なお、永田町界隈では今、9月18日臨時国会召集、首班指名、組閣。25日衆参本会議、所信演説。28日衆議院本会議で代表質問、翌29日参議院本会議で代表質問後、衆議院を解散して選挙に突入する(10月13日公示)という情報が出回り、多くの候補者はすでに地元に帰り選挙準備に入っているという。
ある野党候補者は、こう漏らす。
「その理由が凄い。総裁選で自民党党員投票を実施しなかった。だから、改めて民意を聞くという。そんな理屈があるんでしょうか!?
しかし、そういう情報が出ている以上、こちらも準備しないわけにはいかない。昨日まで地元に戻り、街頭演説して来ましたよ」
ちなみに、二階氏は一連の策略の論功行賞で幹事長続投との見方と聞いているというから驚きだ。
それにしても、岸田・石破両氏が出馬した二階氏の策略とはどういうものなのか?